五反田周辺には観光スポットとして人気の「泉岳寺」があります。
そこで「泉岳寺」の歴史や、おすすめの見どころを紹介します。
五反田周辺の観光スポット:泉岳寺の歴史と概要
五反田周辺にある「泉岳寺」は、1612年に江戸幕府初代将軍・徳川家康によって創建された歴史の長い寺院です。
總泉寺、青松寺と並んで江戸三ヶ寺とも呼ばれ、江戸府内にある曹洞宗寺院を総括しました。
しかし1641年に発生した寛永の大火で、建物は焼失します。
そして3代将軍・徳川家光の命により、現在の高輪にて再建を果たしました。
当時より観光スポットとして人気があり、多くの参拝客が訪れています。
学寮
境内には学寮があり、数多くの人材を輩出しました。
駒澤大学に発展した現在でも、若い僧侶が学寮で共同生活を送りながら大学へ通っています。
また「泉岳寺」では、学寮の伝統を踏まえて公開講座も実施しています。
一般からも参加できる講座があるため、学問としての仏教に興味のある方にもおすすめです。
ただし、現在新型コロナウイルス感染防止対策のため当面の間は休講しております。
最新情報はHPから確認することができます。
五反田周辺の観光スポット:泉岳寺の見どころ
五反田周辺にある「泉岳寺」の見どころは、赤穂義士関連の施設です。
浅野長矩墓および赤穂義士墓
1701年に発生した赤穂事件で知られる、浅野長矩と赤穂義士が葬られている寺院としても知られています。
18世紀中頃、歌舞伎で赤穂事件を題材にした「仮名手本忠臣蔵」が上演されると、多くの参拝者が観光に訪れるようになりました。
そして現在では、国の史跡にも指定されています。
さらに毎年4月初旬と12月14日には、赤穂義士祭が開催されます。
討ち入り装束をまとった人々による義士行列なども行われ、多くの観光客でにぎわうイベントです。
赤穂義士記念館
「赤穂義士記念館」では、赤穂義士に関する資料を公開しています。
貴重な遺品のほか、忠臣蔵関連のビデオも上映中です。
また「義士木造館」では、江戸時代末期から明治にかけて制作された四十七義士の木像も収蔵されています。
●所在地:港区高輪2-11-1
●開門時間:7時から18時(4月から9月)、7時から17時(10月から3月)
●赤穂義士記念館拝観時間:9時から16時30分(4月から9月)、9時から16時(10月から3月)
●拝観料:大人500円、中高生400円、小人(10歳以上)250円
●アクセス方法:泉岳寺駅(都営浅草線)より徒歩1分
おすすめ物件情報|五反田の物件一覧